のどが痛くても、性病とは限りません。風邪などでも起こります。ただ、口を使う性行為で、のどに感染する病気もあります。痛みだけでは区別できません。
「あのときの性行為が原因かも」と気になるなら、受診時に伝えてください。のどの診察と、必要な検査を相談できます。
息が苦しい、唾液も飲み込めない、強い症状が急に悪化している場合は救急受診を。性病かどうかを調べるより、今の症状への対応が先です。出典:NHS

のどの痛みの原因
よくある原因は、風邪やインフルエンザなどのウイルス感染です。扁桃炎や、たばこの刺激でも痛むことがあります。出典:NHS
一方、性病は性器だけに起こるものではありません。淋菌(りんきん)やクラミジアなどは、口を使う性行為で口やのどに感染することがあります。こうした口を使った性的接触を「オーラルセックス」と呼び、フェラチオなどが含まれます。出典:CDC
性行為のあとに痛くなったという順序だけで、原因は決まりません。「風邪だろう」と決めつけず、性行為のことも含めて診てもらいましょう。
痛みがなくても起こる感染
性病には、感染していても症状が出ないものがあります。のどと性器の両方に感染する場合もあります。痛みがないことや、性器に異常がないことだけでは、のどの感染を否定できません。出典:CDC
パートナーの感染が分かった場合は、自分に症状がなくても医療機関へ相談してください。どの検査が必要かは、接触した部位や相手の病気によって変わります。出典:CDC・淋菌感染症
受診の目安と相談先
- 救急受診:息苦しさ、飲み込めないほどの症状、急速な悪化。
- 早めの相談:高い熱や悪寒、水分が取れず尿が減っている場合。
- 診察の相談:痛みが長引く、繰り返す、性行為後の感染が気になる場合。
のどの痛みは耳鼻咽喉科や内科で相談できます。性病が心配なら、予約時に「のどの性病の検査にも対応していますか」と確認すると安心です。性感染症を診療するクリニックも相談先です。対応する検査は施設によって違います。
一般的なのどの痛みは、1週間たっても改善しない場合に診察が勧められています。ただし、強い症状や感染の心配がある人が、その日まで待つという意味ではありません。出典:NHS

診察で伝えること
詳しく話すのが恥ずかしいときは、短いメモでもかまいません。
- 痛みが始まった日、熱や口の中のできものの有無
- 口を使う性行為があった時期
- パートナーの感染が分かっている場合は、その病名
- すでに飲んだ薬や、受けた検査
たとえば「○日前に口を使う性行為があり、のどが痛いです。のどの検査は必要ですか」と伝えれば、相談を始められます。
尿検査とのどの検査の違い
尿を調べた結果だけで、のどまで調べたことにはなりません。性病の検査は、病気と部位に合わせて検体を採ります。のどの淋菌感染を調べる際には、綿棒でのどから採取する方法などがあります。出典:CDC
検査を受けたことがあっても、「何の病気を、どこから採った検体で調べたか」を確認してください。口を使う性行為があった人には、のどの検査について医療者への相談が案内されています。出典:CDC・性病検査

治療とパートナーの受診
淋菌感染症は適切な薬で治療できます。ただし、薬が効きにくい菌も問題になっています。余っている薬を自分で選んだり、相手と薬を分けたりせず、診断に合う治療を受けてください。出典:CDC
感染が分かったら、パートナーの受診や性行為の再開時期も医師に確認します。治療後に再検査が必要かも聞いておきましょう。
よくある質問
のどが普通に見えれば、性病ではない?
見た目だけでは分かりません。症状が出ない感染もあります。気になる接触があった場合は、その内容を伝えて検査の必要性を相談してください。出典:CDC
コンドームで予防できる?
口を使う性行為でも、コンドームなどのバリアを使うと感染リスクを下げられます。性行為の種類に合う方法を使うことが大切です。出典:CDC
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この記事は医師による監修を受けていません。症状の診断や、検査・治療の時期は医師に相談してください。
編集:性こわブログ編集部
公開・出典確認:2026年10月30日
